仕事の能率を上げる「整理・整頓」の基本
コクヨ株式会社がおこなった調査によると、仕事で書類探しに要している時間は1日約20分、1年で約80時間であることがわかっています。整理・整頓は仕事の時短にもつながります。
これよりは、仕事の能率を上げる整理・整頓の仕方についてご紹介します。
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整理・整頓とは
整理・整頓の違いをご説明します。
■整理とは
整理のポイント
<モノのわけ方> 1. いま使うモノ 2. いつか使うモノ → 1年以内など期限を設け、期限が過ぎたら捨てるようにする 3. いつまでたっても使わないモノ → 今すぐに捨てる
■整頓とは
クリアファイル症候群のご注意を
とりあえずクリアファイルに入れておけば大丈夫と思っていませんか。クリアファイルが机の上で山積みになって、どこに何があるのか分からない状態になります。整頓の基本は立てて置くことです。見出しを書いておくと必要な書類が見つけやすくなります。見出しをつけるまでは、クリアファイルに入れずに保管しておきましょう。本当は必要のない書類がたくさんありますよ。
整理・整頓は重要と分かっているけれど出来ない方へ
仕事が忙しくてついつい後回しになるのが、整理・整頓です。しかし、長い目で考えたときに、目の前の仕事より整理・整頓をした方が良いこともあります。整理・整頓は緊急ではありませんが重要な仕事だと認識して、整理・整頓を仕事のスケジュールに組み込んでください。例えば土日の休暇の前の金曜日の17~18時は毎週必ず整理・整頓をして気持ちよく月曜日を迎えられるようにする等です。自分の机周りの書類、パソコンのファイル、社内の共有書類、社用車の中など少しずつ手をつけてみてください。整理・整頓できると、仕事の能率が上がるだけでなく、頭の中もスッキリして気持ちよく仕事ができますよ。
まとめ
以前よりは紙資料も少なくなっていますが、今度はパソコンファイルの整理・整頓ができておらず、ファイルを探し続けている・・・なんて事もあります。整理・整頓は仕事の一つと考えてぜひ、実行してみてくださいね。
執筆者プロフィール
- 新人育成トレーナー
アイキャリア株式会社太田 章代 - 企業・団体でのコミュニケーション研修、ビジネスマナー研修など、2,000回以上(2023年現在)登壇。 プロフィール詳細
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