職場の人間関係で心をすり減らさない「今すぐやめる3つのこと」

上司・部下・同僚とのコミュニケーションでは、意見の食い違いがありモヤモヤしたり、ときには理不尽なことを言われて心をすり減らしてしまうこともあるのではないでしょうか。

私は、社会人経験30年以上になりますが、今でも心が疲れてしまうことはあります。

ストレスを0にするのは難しいですが、なるべく気分良く働くための考え方を3つご紹介します。ぜひ、参考になさってください。

▼職場のコミュニケーションについて参考記事をご紹介。以下も是非ご覧ください。▼

目次

“正しさ”にこだわるのをやめる

ある会社で、部下が出社時間ギリギリに飛び込んできた後、こんなやり取りがありました。

上司「社会人は出社時間の30分前にきて、仕事の準備をするものだろう」
部下「それは、決められたことですか。遅刻をしなければいいのではないですか」

上司も部下も、こう考えた理由は必ずあります。

人は自分なりの正しさがあり、それが合っていると思って主張してしまうのです。つまり、どちらも「自分のほうが正しい」と思っているのです。「普通〇〇だよね」の「普通」が人により違うのです。

人間は「間違っている人」を本能的に許せないので、正しさを巡って言い争ってしまうこともあるでしょう。また、言わないにしても心の中で「自分のほうが正しいのに、何を言っているんだ」とイライラしてしまうこともあります。これが、心をすり減らす原因となっています。

人には様々な正しさがあることを理解し、相手の正しさを聞く姿勢を持ちましょう

“他人次第のこと”は気にするのをやめる

私が事務員時代に、その日の機嫌によって態度が変わる人がいました。目上の人だったので何も言えませんでしたが、いつも「機嫌よく働いて欲しい」と思っていました。

今、考えると、その人の機嫌を良くすることは私にはできないし、私の役目でもないのです。なのに、思い通りにならなくて心が疲れていた自分に気づきました。

人は自分の思い通りにはなりません。

現在、企業研修の講師をしていますが、受講者の皆様に「こうなって欲しい」という想いでスキル等を伝えていますが、それを実践するのかは最終的にその人次第です。

講師になったばかりの頃は「何で研修を受けたのに実践してくれないのか」と思い悩むことがありました。しかし今は、研修に最善を尽くしたうえで、自分では何ともならないことは、気にしないようにしています。

他人次第のことは気にせず、自分次第のことに集中しましょう

“思いこみに振り回される”のをやめる

「相談したら迷惑な気がする」
「あの人は私のこと嫌いかもしれない」

といった、事実ではない思い込みをしてしまうことはありませんか。

私はある会で幹事を任され、領収書をみなさんに渡しているときに「ありがとう」とも言わず、サッと領収書を片手で受け取った人がいました。

そのときに「嫌われている?私、何か嫌なことでもしたかな・・・?」と考えてしまい、心が疲れたことがあります。結局、その人との関係性はその後も変わらず、単なる悪い思い込みだったのです。

事実ではない勝手な思い込みをしてしまうことは、誰にでもあることです。ただ、思い込みの怖いところは、それが現実であるかのように自ら動いてしまうということです。

例えば、「私はあの人に嫌われている」と思い込むと、その人を避けるようになったり、その人を嫌いになったりします。思い込みで人間関係がうまくいかなくなることもあるのです。

事実以上のことを思いこむのをやめて、客観視する習慣をつけましょう

まとめ

職場の人間関係で心をすり減らさない「今すぐやめること」を3つご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

1.“正しさ”にこだわるのをやめる
2.“他人次第のこと”は気にするのをやめる
3.“思いこみに振り回される”のをやめる

心が疲れやすい人は、やめた方がいい悪い思考クセを持っている可能性があります。クセですから、自覚がないことも多いものです。

職場で心がすり減ることがないように、この3つを意識して毎日ごきげんに仕事ができるように願っています。

この記事の著者

太田章代

太田 章代

アイキャリア株式会社 代表取締役

愛知県岡崎市出身。広告代理店の営業で6年間売上トップになり、統括本部長としてマネジメント業務も経験。2006年人材育成事業で独立。全国の企業様でコミュニケーションスキルアップ等の研修や講演に2,000回以上登壇。受講者は延べ50,000人を超える。著書2冊、YouTubeチャンネル「ビジネスコミュニケーション術」は登録者4.1万人。テレビ、ラジオ出演などメディアからの取材も多い。

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