無言の圧力『非言語ハラスメント』5選|その〝ため息″が人を傷つけています

人材育成トレーナーの太田章代です。

「何も言っていないのに、部下が怖がっている」
「指導したつもりが、ハラスメントと言われた」

そんな経験はありませんか。

私が職場を見ている限りですが、非言語ハラスメントは自覚なくしている人も多いものです。「そんなつもりじゃなかった」となる前に、自分が当てはまっていないかチェックしてみてくださいね。

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目次

ハラスメントの定義

厚生労働省が定めたハラスメントの3つの要素をご紹介します。

1.優越的な関係を背景にした言動
・立場の上下だけでなく、人間関係上の力関係や社内の影響力も「優越的な関係」に含まれる
・上司→部下だけでなく、部下→上司でもハラスメントはあり得る

「相手が不快に感じた=ハラスメント」とは限りません

2.業務上必要かつ相当な範囲を超えていること
・「お前はダメだ」など人格を否定する、長時間叱り続けるなどがある
・業務上必要な指導であっても、目的、頻度、時間などが不適切なら、ハラスメントになることがある

3.労働者の就業環境を害されるもの
・精神的・身体的苦痛を受け、出勤するのが苦痛になる、または休職に至った
・チームでの仕事が困難になったなど、働きにくくなる状態になった

非言語ハラスメントとは

非言語ハラスメントとは、言葉を使わない態度や表情などで相手を傷つけることです。実は、パワハラはこの「非言語の圧力」からはじまることが多いのです。

非言語ハラスメント5選

これを継続的におこなっていたら、ハラスメントになる可能性が高いので注意しましょう。

1.ため息をつく
自分の思っていたものと違ったときに「はぁ~」ため息をつくなど、あきれた気持ちをため息で表現する

2.大きな音を立てる
机をたたく、パソコンを大きな音で打つ、ドアをバンッと閉めたり、不機嫌さを音で表現する

音で部下を威圧しないように気をつけたいですね


3.あきれ顔
相手が話しているときに、露骨に顔をしかめたり、目を見ずに話す

4.舌打ちをする
思い通りに物事が進まないときなど、イラっとした感情を「チッ」と舌打ちで表現する

5.無視をする
あいさつを返さない、会話を避ける、質問しても返事をしないなど、相手を排除する

まとめ

大切なのは、相手にどう伝わっているかです。自分の感情を優先した表情や態度は、相手に威圧感を与えてしまいます。

表情・態度もすべて、あなたのメッセージです。言語コミュニケーションと同じくらい、非言語コミュニケーションも意識をすることが、信頼されるリーダーの第一歩です。

この記事の著者

太田章代

太田 章代

アイキャリア株式会社 代表取締役

愛知県岡崎市出身。広告代理店の営業で6年間売上トップになり、統括本部長としてマネジメント業務も経験。2006年人材育成事業で独立。全国の企業様でコミュニケーションスキルアップ等の研修や講演に2,000回以上登壇。受講者は延べ50,000人を超える。著書2冊、YouTubeチャンネル「ビジネスコミュニケーション術」は登録者4.1万人。テレビ、ラジオ出演などメディアからの取材も多い。

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