新社会人必見!なぜビジネスマナーが必要なのか
これから社会人になる人は「社会人としてビジネスマナーを身につけなくては!」と思っている人も多いのではないでしょうか。社会人にとってビジネスマナーが必要な理由を理解しておくことで、習得意欲が湧いてくるものです。
ここでは、今後ビジネスマナーを身につける上での心構えとして、「ビジネスマナーとは」「ビジネスマナーを身につける理由」をお伝えします。
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ビジネスマナーとは
まずは、ビジネスマナーとは何かについてお話します。ビジネスマナーとは、決められたことではなく『相手を思いやる心を表現したもの』です。
ビジネスマナーというと、「絶対こうしなければならない」という、決まり事のようなものだと捉えている人がいらっしゃいますが、実は違います。職場で良好な人間関係を築くために、社会に出てから早期に身につけたいスキルです。形式にとらわれすぎず、時には臨機応変に対応することがビジネスマナーの本質です。
社会人として身につけておきたい基本的なビジネスマナー
「ビジネスマナーを身につけたいけれど、どのようなことを学べばいいの?」と迷ってしまいますよね。そこで、習得したいビジネスマナーの項目をあげていきます。
新入社員がビジネスマナーを身につける必要性とは
それでは、なぜ新入社員がビジネスマナーを身につける必要があるのか、理由を4つみていきましょう。
1.新入社員も組織の一員として見られている
社会人となると、〇〇さんという個人ではなく、会社組織の〇〇さんという見られ方をします。もしあなたが相手に失礼な言動をしてお客様からクレームになった場合、会社としての責任を問われ、個人のみならず会社のイメージも悪くなるのです。個人ではなく、組織の代表としての言動が求められます。
2.社外の人は新入社員として見てくれない
社内では「新入社員だから、ビジネスマナーができていなくても仕方ない」と許されることもあるでしょう。しかし社外の人は許してくれるのでしょうか。お金を払う側のお客様があなたの対応に不快感を持ったときには、新入社員だろうと許してくれません。つまり対外的には「新入社員だから」という言い訳は通用しないため、早期にビジネスマナーを身につける必要があります。
3.社会経験が長いほどできないと恥ずかしい
社会経験を重ねるにつれ立場も変わり、高いレベルのことを周りから求められることが多くなります。あなたがその立場になった時にビジネスマナーが身についていないと「まだ、正しい敬語も使えないのか」「報告もまともにできないのか」といった目で見られ、信頼を失くしてしまうこともあります。30代・40代になったときを見据え、恥をかかないようにするためにも、ビジネスマナーは入社後すぐに身につけておくことをお勧めします。
4.周りの人から信頼をされる
ビジネスマナーが身についていると、仕事で関わった相手に良い印象を与え、良好な人間関係を築くことができます。仕事が進めやすくなり、成果が出る可能性が高くなります。仕事は1人ではできないため、周りの人から信頼されることは重要です。これから長い社会人生活を送っていくために、どこでも通用するビジネスマナーを身につけておきましょう。
「会社のため」は「自分のため」
組織の一員として「会社のため」に恥ずかしくないビジネスマナーを身につけることは大切です。しかし「会社のため」になっているということは、結果的に「自分のため」にもなっているということを忘れてはいけません。
ビジネスマナーができていると、「感じがいい」「気が利く」「しっかりしている」と思われるため、周りの人からかわいがられ、仕事がスムーズに進みます。また、仕事環境が快適になることで、仕事へのモチベーションが上がり、成果に結びつきやすくなります。よって、ビジネスマナーを身につけることは、あなたにとってメリットしかしかないのです。
これから仕事を覚えていく新入社員にとって、はじめから仕事で評価を得ることは難しいものです。はじめは仕事で会社に貢献できない分、「挨拶をしっかりする」「適切な言葉遣いをする」などビジネスマナーをしっかり実行することで、カバーしていきましょう。
まとめ
ビジネスマナーを身につける必要性を理解していただけましたか。これから研修や上司・先輩からビジネスマナーをしっかり学んで、社会人としての価値を高めていきましょう。
執筆者プロフィール
- 新人育成トレーナー
アイキャリア株式会社太田 章代 - 企業・団体でのコミュニケーション研修、ビジネスマナー研修など、2,000回以上(2023年現在)登壇。 プロフィール詳細
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