AKIYO先生
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執筆者:ビジネスコミュニケーション専門家 太田章代

アナウンサーや、講師業など話す専門職はもちろんですが、事務員、接客、営業などどんな仕事でも相手に伝わる話し方は必須です。また、経営者や管理職など、大勢の前で話す機会が多い立場の人も、伝える力として滑舌の良さは重要です。

電話をしたら「もう一度お名前を教えていただけますか」と聞き返されたり、自分でも滑舌が悪いのを分かっていて相手に伝わっているか心配になった事はありませんか。
滑舌が悪くて伝わらないのは辛いですよね。

AKIYO先生
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仕事では相手が「はっきり聞こえる」ということはとても重要です。

舌が長いから、短いからと思っている方がいらっしゃいますが、滑舌に舌の長さは関係ありません。しっかりトレーニングをすれば滑舌はみんな良くなるんです。これよりは、今まで悩んでいたのは何だったの?と思うくらい、簡単に今すぐ滑舌が良くなる方法があるのでご紹介します。

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動画でも学べます。聞き流すだけでも理解できますよ!

母音をしっかり発声する

日本語の全ての言葉に『あいうえお』の母音が使われています。『母音をしっかり発声する』たったこれだけですが、聞き取りやすい言葉が話せるようになります。私はこのトレーニングをして、滑舌が良くなったことと、声がこもって聞こえていたのがクリアになりました。

では、鏡を用意して自分の口の開け方をチェックしてみてください。

まずは正しい口の開け方をマスターしましょう。滑舌が悪い人は口の周りの筋肉が動いていません。以下のようにしっかり口を開けてみましょう。

「あ」:縦に3本指を当てて広げる ⇒丸形
「い」:笑うように口角をあげる ⇒楕円形
「う」:指1本を入れて口をすぼめる ⇒丸形
「え」:「い」から指1本を入れる⇒楕円形
「お」:「う」より指2本顎を下げる ⇒丸形

滑舌改善トレーニング

1:鏡を見ながら口を上記の形にして動かしながら「あいうえお、かきくけこ、さしすせそ・・・」とゆっくり発声します。

2:慣れてきたら「こんにちは」「ありがとうございます」「よろしくお願いいたします」など口の開け方を意識しながら、日頃使う単語を話します。

3:普段話すときは口の周りを動かし過ぎてしまうと不自然なため、口の開け方を意識しながらも自然な動きにしていきます。

4:電話応対をされている方なら「お電話ありがとうございます。〇〇会社の△△でございます」と、よく話す言葉を口の開け方に意識をして練習してみましょう。スマホなどで録音してみると改善点が見つかりやすいです。

最後まで一文字一文字を丁寧に発声する

口を正しい開け方にして話すと、一文字一文字を発声するので最後まではっきりと聞こえます。しかし、今まで色々な人の話しを聞いている中で、後半に力を抜くクセのある方が多いように感じます。

例えば、話しの内容はバシッと決まったのに最後の「よろしくお願いいたします」の滑舌が悪く、ご本人が苦笑いしているシーンを何度か目にしてきました。気が抜けると滑舌が悪くなるのです。緊張していると、尚更早く終わらせたいと思ったり、焦ったりして早口になりやすいものです。長い話しをする時ほど、最後まで一語一語丁寧に発声する意識を持つようにしましょうね。

まとめ

AKIYO先生
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滑舌を良くする方法のポイントは次の2つです。
①あいうえおの口の開け方に意識をして『母音をしっかり発声する』
②最後まで一語一語丁寧に発声する

どんな言葉でも構いません。この2つを意識して毎日1日5分トレーニングしてみてください。「ん?もう一回言って」と言われなくなり、自信を持って話すことができるようになります。
仕事において自分の言った事がしっかり伝わると、コミュニケーションが取りやすくなるので、ぜひ実行してみてくださいね。

アイキャリア太田章代アイキャリア株式会社 代表取締役 太田章代
ビジネスコミュニケーション専門家、講演家

企業・団体でのコミュニケーション研修、ビジネスマナー研修など、1,700回以上(2020年現在)登壇。ビジネスコミュニケーションを研究し、職場の上司と部下の人間関係を改善するなど評価を得ている。
著書:引寄せ営業の法則、気がつけば誰からも好かれる人になっている3の法則
YouTubeチャンネル:研修トレーナーAKIYO先生【太田章代のビジネスコミュニケーション術】