太田章代
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執筆者:ビジネスコミュニケーション専門家 太田章代
日本一気さくで身近な研修講師を目指している、太田章代です。

悪いことをしていないのに「すみません」と、やみくもに謝る人はいませんか。それは、謝罪をしようと思っているのではなく、口癖になっているのです。

これよりは、謝り癖がある人の特徴や改善法についてご紹介します。

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動画でも学べます。聞き流すだけでも理解できますよ!

謝らなくてもいい場面

謝罪とは『自らの非を認め、相手に許しを願う』行為です。仕事をしていると、非は何もないのに、謝っている人を見かけることがあります。それは、このような場面です。

■接客していたお客様が帰るとき
「すみません。ありがとうございました」

■お客様との電話を切るとき
「すみません。失礼します」

■返事をするとき
「あ、すみません。やっておきます」

■上司から仕事のアドバイスを受けたとき
「すみませんでした。勉強になりました」

■訪問先でお茶を出されたとき
「すみません。いただきます」

これは全て私が『謝罪が必要のない場面で謝られた』体験談です。そのときは「何で謝ったのかな?」「私のこと怖いのかな(笑)」と思ってしまいました。

「すみません」が口癖の人の特徴

自分に非があっても謝らない人もいますので、謝り癖がある人は、謙虚な人なのかもしれません。しかし、謙虚過ぎてもコミュニケーションは上手くいきません。それでは、謝り癖がある人の特徴をみていきましょう。

■自分に自信がない
自分の行動や発言に自信がないため、相手を不快にさせないために謝ってしまいます。謝り過ぎていると「気が弱そう」と思われてしまいます。足元につけこまれて、面倒くさい仕事を任されたり、都合よく利用されている可能性があります。

■いい人だと思われたい
「すみません」と謝ることにより、自分がへりくだり、相手をあげていい人に思われようとしています。しかし、へりくだり過ぎは、相手に媚びを売っているようで良い印象ではありません。

「すみません」が多いと相手が気疲れする

会話の中に「すみません」が多いと、話している相手は『私は怒っていないのに、何に対して謝っているのだろう』という気持ちになります。「すみません」と言われる度に、『自分が何かプレッシャーをかけているのではないか』と気になってしまいます。謝らまらなくてもいい場面で「すみません」と謝ることで、相手にストレスを与えないようにしたいですね。

謝り癖を直す方法

『謝り癖』はデメリットばかりですので、人間関係を円滑にするためにも直すことをおすすめします。それでは、直すためのポイントをみていきましょう。

1.「すみません」の正しい意味を理解する
自分に非があり、相手に謝罪するときのみ「すみません」を使うように意識をします。

2.謝り癖がある事を認識する
無意識に「すみません」と言っている事があります。まずは、日頃の生活の中で自分の謝り癖に気づくことが改善への第一歩です。

3.なぜ『謝り癖』があるのか心の部分を探ってみる
謝り癖はいつしか身についてしまったものです。何が原因なのか心の部分を探ることで、表面的ではない根本解決ができるかもしれません。例えば『自信がないので、謝ることで自分を守ろうとしている』など、自分の心と向き合ってみましょう。

4.適切な言葉に置き換えてみる
例えば上記にあげたケースで「すみません」を「ありがとうございます」に置き換えてみます。「ありがとうございます」というポジティブな言葉に変えると、相手に与える印象も良くなります。

上司から仕事のアドバイスを受けたとき
×「すみませんでした。勉強になりました」
〇「ありがとうございました。勉強になりました」

訪問先でお茶を出されたとき
×「すみません。いただきます」
〇「ありがとうございます。いただきます」

まとめ

謝らなくてもいい場面で謝るのは、自分も相手もデメリットしかありませんね。『謝る癖』は意識をすれば必ず直ります。人間関係を良好にするためにも、悪い口癖は直していきましょう。


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