太田章代
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執筆者:ビジネスコミュニケーション専門家 太田章代
日本一気さくで身近な研修講師、太田章代です。
近年は職場でオフィスカジュアルを取り入れている企業も増えています。服装の自由度が高くなると、どうしても服装の乱れが出てきます。その中でも、女性のスカートが短い、露出度が高いなど、職場のみんなが気になっているのに言えずに困っているケースがあるのではないでしょうか。

男性だと異性である女性に服装を注意するのをためらいます。実際に男性係長が女性社員にスカートが短いことを注意したところ「係長、どこを見ているんですか。セクハラですよ」と言われてしまったケースもあります。

これよりは女性社員の服装を、いつ、誰が、どのように注意すると、女性社員が受け入れやすいのかご紹介します。

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動画でも学べます。聞き流すだけでも理解できますよ!

女性社員の気持ち

服装はその人のセンスです。ミニスカートが好き、露出度が高い服が好きという単純な好みの話だとも言えます。もしかしたら男性の目を引きたい女性がいないとも限りませんが、ほとんどはセンスで、自分が好きな服を着て会社に行ったら、職場にふさわしくない服装だったというケースも多くあります。ただ本人は浮いているという自覚がないために、悪気なく、普段着で会社に行っている意識でいるのです。

注意するタイミング

いくら服装が自由になったとはいえ、会社は仕事をする場所ですので服装にも節度が必要です。風紀を乱しているのを指導するのはセクハラではありません。また、注意するタイミングですが、気になったらすぐに注意をします。気になるけど、言いづらいからと放置して、3ヵ月後に注意していたのでは「今までは良かったのに、急にダメと言われても・・・」と、注意されている側が納得できない気持ちを持ってしまいます。

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部下への指導や注意は『一貫性』が重要です。

男性管理職から直接女性社員に注意した方がいいの?

女性社員の服装が気になったとしても異性だと言いづらいですよね。そんなときは女性リーダー等に伝えて、同性から注意してもらうのも一つの手です。なるべく注意したい女性社員と関係性の良い上司・先輩が適任です。ただ、日本の管理職のほとんどは男性です。女性の適任者がいなければ、男性管理職から伝えるしかありません。

ハラスメントにならない伝え方

上記でお伝えしたように服装はセンスであると考えた場合、できるだけ女性社員のセンスを否定しないよう、やんわりと伝えた方が良いのではないかと思いがちです。しかし、仕事上で必要な指導で、わかりにくい伝え方はNGです。例えば

「そのスカートは似合っているけど、少し短い気がするから控えるようにしてね」

と言っても、伝わらない可能性もありますし、気遣った言い回しをしたことが逆にセクハラだと感じる人もいます。ここは、回りくどい言い方をせずに事実をストレートに伝えます。伝える内容は自分の主観ではなく、会社のルールという観点で注意します。例えば

「会社のルールで、スカートの丈は膝が隠れる丈と決まっているので、今後お願いします」

のようにルールなのでという伝え方をします。会社に服装のルールがない場合は、

「職場の服装という観点で考えると、スカートは膝がかくれるくらいの長さが適切ですので、今後お願いします」

と社会の一般常識をたてにして伝えます。ただ「一般常識からすると・・・」と伝えると、『あなたは一般常識がない人』と否定的に捉えられてしまうので気をつけてください。

今後同じような服装に関しての問題が起きそうなら、服装のルールを決めて会社全体で共有していきましょう。服装は社内だけの問題ではなく、対外的にも会社の品位が問われるところです。

まとめ

・服装が気になったらすぐに伝える
・女性上司がいれば同性から伝えてもらう
・主観ではなく会社ルールとして毅然とした態度で伝える

注意をすることで女性社員の服装が改善されれば、本人のイメージが良くなります。あくまでも注意するのは本人のためです。ストレートに伝えますが、相手への思いやりの気持ちで注意をするようにしましょう。

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