いまさら聞けない「名刺交換の基本マナー」

仕事では、相手と初対面のときに名刺交換をします。営業職や取引先と接する仕事をしている場合は、スマートな名刺交換が相手に好印象を与えます。
これよりは、名刺交換の基本と、心構え、NGな行動についてご紹介します。
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動画でも学べます。聞き流すだけでも理解できますよ!
1.基本的な名刺交換の流れ
①準備(すぐに取り出せるように準備)

②差し出す(文字やロゴに指がかからないように持つ)

③受け取る(名刺は胸のあたりの高さで持つ)

④テーブルに置く(名刺入れを座布団代わりにする)

⑤しまう
・退出する際、周りのタイミングに合わせて名刺入れにしまう ・名刺を胸のポケットや財布にしまうのはタブーです2.名刺交換のポイント
・雑談をする 時間があれば、相手の名前や部署などを話題に、20秒ほど雑談をして相手との距離を縮めましょう
・相手に興味を持つ 名刺は裏の情報まで見て、相手のことに興味を持ちましょう
・目の前の人を大切にする 名刺ばかり見ずに、目の前の人を大切にしてアイコンタクトをとりながら名刺交換をしましょう
3.名刺交換の心構え
①名刺は相手の顔
名刺はただの紙ではなく、「相手の顔」であると考えて大切に扱うようにします。自分の名刺も自分の顔と考え、汚れたり、折れた名刺は渡さないようにしましょう。
②名刺は切らさない
名刺は余分に持ち歩き、切らさないように気をつけます。うっかり切らしてしまった場合は、「大変申し訳ございません。只今名刺を切らしております。後日改めてごあいさつさせていただきます。」と謝罪をし、自分の会社名・名前を口頭で伝えてから、相手の名刺を受け取ります。
③うっかり名刺を忘れたら
「名刺を忘れた」というと印象が悪いため「名刺を切らした」と伝えます。「申し訳ございません。本日名刺を切らしております。」と謝罪して、後日改めてお持ちするか、手紙をつけて郵送します。
④名刺は会社の財産
名刺は個人の持ち物ではなく、今後取引が生まれるかもしれない貴重な会社の財産です。受け取った名刺は帰社後すぐに整理するように心がけましょう。あいうえお順または、「お得意様」「協力会社」「関連業者」など分類しておくと後で探しやすく便利です。
⑤名刺交換でのNG行動
× 相手の名刺にメモを書き込む × テーブル越しに名刺を交換する × 面談中、名刺をいじる × 名刺を財布や胸のポケットにしまう × 通常、名刺交換は社外の方と行います(社内では交換しない)
まとめ
名刺交換の基本についてお伝えいたしました。まずは基本をしっかりと押さえ、笑顔で名刺交換をすることで相手に好印象を与えることができます。自信を持って実践してみてくださいね。
執筆者プロフィール
新人育成トレーナー
アイキャリア株式会社太田 章代- 企業・団体でのコミュニケーション研修、ビジネスマナー研修など、2,000回以上(2023年現在)登壇。 プロフィール詳細
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