太田章代
太田章代
執筆者:ビジネスコミュニケーション専門家 太田章代
日本一気さくで身近な研修講師、太田章代です。

訪問先でお茶を出されたときに『いつ飲めばいいのだろう?』『最後まで飲み干していいの?』と迷ったことはありませんか。
私は前職営業をしていたので、お茶を出していただく機会が多くありました。現在は研修講師として訪問マナーをお伝えしてますので、お茶のいただき方についてお話します。

YouTube版も公開しています

動画でも学べます。聞き流すだけでも理解できますよ!

1.訪問先でお茶をいただくタイミングは?

お茶を出してもらうパターンは2つあります。

パターン1:担当者を待っている時間に、自分の分だけお茶を出された場合

担当者が来るまで時間がかかりそうな時、先に自分の分だけお茶を出してくれることがあります。その場合は『お茶を飲んでお待ちください』というおもてなしですので、その気持ちを受け取って飲んでも構いません。

パターン2:担当者と面談がはじまり、担当者の分も一緒にお茶を出された場合

担当者と挨拶が終わり、自分の分と担当者の分のお茶が出された場合は、担当者に「どうぞ」と勧めされたら「いただきます」と一言伝えて飲みます。

2.お茶は最後まで飲み干していいの?

お茶を飲み干さないといけないという決まりはありません。お茶を出してくれた方のことを考えると『飲み干し方が喜ばれるだろうな』と考えるならば、飲み干した方がいいです。

私が事務員時代にお客様にお茶を出したとき、お茶に口をつけてくれていないと寂しい気持ちになりました。そのため、私はお茶を全部飲み干すようにしています。余談ですが、苦手なコーヒーを『残しては失礼』と思って早めに飲み干したら、おかわりが出てきた経験があります。苦手なものは飲み干すタイミングにお気をつけください(笑)

3.「どうぞ」と言われなかったらどうするの?

マナーは『相手への思いやりの心を表現したもの』ですので、絶対こうしなければならないものではありません。担当者から「どうぞ」と言われないときにどうしたらいいのか答えは1つではありません。マナーの本質である思いやりを表現するために、「どうぞ」と言い忘れた担当者に恥をかかせない事と、お茶を出してくれた方の気持ちを考えて行動します。

私の考えとしては、「お茶をいただいてもよろしいですか」と訊くと、担当者が「どうぞ」と言い忘れていたと申し訳ない気持ちになるかもしれません。そのため、面談がはじまって少ししても「どうぞ」と言われない場合は、頭を下げて「いただきます」の合図を送り自然にいただく事がベストだと思います。また、お茶を出してくれた方の気持ちを考えても、「どうぞ」と言われないから最後まで飲まないのは避けたいところです。

あなたが、担当者やお茶を出した方だったらどうしてくれたら嬉しいですか?
それを考えて行動するのがマナーです。

4.ペットボトルは持って帰っていいの?

ペットボトルが出てきて「どうぞ」と言われたら、ひと口でもいいので飲みましょう。「どうぞ」と言われたのに、口をつけない方が失礼です。ペットボトルが500mlで量が多くて飲みきれないとき、最後に一気飲みする必要はありません。そのまま置いていくと捨てるだけなので、「お茶を頂戴します」と一言添えてカバンに入れて持ち帰っても問題ありません。ただ絶対持ち帰らなければならないというわけではないので、荷物が多くて持ち帰るのが難しい場合は置いていっても構いません。

まとめ

担当者を待っている時間に、自分の分だけお茶を出された場合
→お茶をいただきながら待つ

担当者と面談がはじまり、担当者の分も一緒にお茶を出された場合
→担当者に「どうぞ」と勧められたらいただく

お茶は最後まで飲み干す
→お茶を出してくれた方への敬意を表す

担当者に「どうぞ」と言われなかったら
→担当者とお茶を出してくれた方に気持ちを考えて行動する

ペットボトルの場合
→残ったら「頂戴します」と言って持ち帰っても、持ち帰らなくてもよい

マナーは相手への思いやりの心ですので、相手にとって心地の良い状態にするためにはどうしたらいいのか考えて行動したいですね。

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