職場で「嫌われる人」の特徴とNGフレーズ5選

2025年04月17日 2025年04月18日 ビジネスコミュニケーション

人材育成トレーナーの太田章代です。

研修トレーナーとして職場を見ていると、どこの会社にも職場の輪に入れず、残念ながら陰で嫌われてしまっている人がいます。

当然のことですが、嫌われてしまう原因はご自身でつくっています。職場では、ちょっとした一言が評価や人間関係に大きく影響するものです。

ここでは、職場で嫌われる人の特徴と、嫌われる原因になりやすい発言と好かれる人の発言をご紹介します。

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動画でも学べます。聞き流すだけでも理解できますよ!

1.協調性のない人

嫌われる人
「それ、私の仕事じゃないんで」

このフレーズは『チームに協力する気ゼロ』に感じられます。仕事は一人で完結するものではなく、誰かのサポートや協力があってこそ成り立ちます。自分の担当外に見えることでも、全体の成果に関わる大切な仕事の一部です。自分で仕事の範囲を狭めずに視野を広げ、柔軟な対応をする姿勢が信頼や自己成長につながります。

好かれる人
「はい、喜んで!」と仕事を受ける


2.比較する人

嫌われる人
「前の職場ではこうしてましたけど?」

比較は地雷です。現在のやり方を否定されたように受け取られてしまいます。職場により仕事の進め方が違う場合もありますので、まずは今の環境に合わせようとする姿勢が大切です。その職場のやり方で実行してみて、前の職場のやり方の方が効率が良ければ前向きに提案してください。受け入れる姿勢が、より良い関係性を築きます。

好かれる人
「このやり方でやってみます」と柔軟に対応


3.否定的な態度の人

嫌われる人 
「それ、やる意味ありますか?」

このフレーズは指示を軽んじるように聞こえ、相手を不快にしてしまいます。仕事には全て意味があります。全体の意図や背景を理解せずに発言すると、周囲から信頼を失う原因になります。疑問を持つこと自体は悪くありませんが、伝え方を配慮してください。「私の勉強不足で申し訳ございませんが」と謙虚な姿勢で質問しましょう。

好かれる人 
「この仕事の意味を教えていただけますか?」と質問する


4.他責にする人

嫌われる人 
「え、それ聞いてないんですけど!」


自分のミスや認識不足を、他者に押しつけるような発言は人間関係を損ないます。たとえ情報共有の問題があっても、まずは状況から確認し、冷静に対応する姿勢が大切です。相手も人間ですから、忘れることもあります。自分から情報を積極的に取りに行くようにしましょう。

好かれる人
「確認不足で申し訳ございません」と自己責任と捉える


5.言い訳をする人

嫌われる人
「やろうと思ってたんですけど・・・」


上司から「〇〇の仕事どうなっている?」と聞かれて、このフレーズを言ってしまうと、行動していない状態を正当化するための言い訳に聞こえてしまいます。やるつもりだったとしても、やっていないことは事実ですので、まずは「申し訳ございません」と謝罪をします。その上で、いつまでにできるかを伝えるようにしましょう。

好かれる人
「申し訳ございません。15時までに提出します」と素直に謝罪する


まとめ


職場で「嫌われる人」の特徴とNGフレーズ

1.協調性のない人
2.比較する人
3.否定的な態度の人
4.他責にする人
5.言い訳をする人

職場では人間関係を円滑にするために「正しいことを言う」よりも「どう伝えるか」が大切です。自分の思っていることをストレートに伝えるのではなく、相手の立場になって伝えるようにすることで関係性を良くしていきましょう。

            

            

            

            

            

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