AKIYO先生
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執筆者:ビジネスコミュニケーション専門家 太田章代

人前で話すのが苦手な人は多いものです。その理由は1つ!私達は子どもの頃から人前で話す練習をしてきていないからです。話すスキルは、ポイントを押さえれば必ず上達するスキルなのです。

私は研修講師として多くの人の前で伝える仕事をしています。職業柄、人の話しを聞いていると「抑揚があって話し方が上手いな~」と勉強になる事や、反対に「ここ改善すれば良くなるのにな~」など、色々感じることがあります。

その中で今回は、人前で話すときにしない方がいい7選と、改善ポイントをご紹介します。

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動画でも学べます。聞き流すだけでも理解できますよ!

1.言い訳から入る

「不慣れではございますが」
「はじめての大役で上手く話せるか分かりませんが」
「人前で話しをするのが苦手なので、お聞き苦しい点もあると思いますが」

などは自己防衛のための前置きです。上手く話せなかった事を考えて言い訳をすると、聞き手に『この人は話すのが苦手なんだ』という悪い印象を与えてしまいます。

ポイント:マイナスの言葉はやめて、すぐに本題に入りましょう

2.原稿を見ながら話す

原稿やスクリーンをずっと見て話すのはNGです。聞き手には『自信がなさそう』と思われてしまいます。また顔をあげて目を見て話さないと、聞き手は自分に話しているように思えず、話しに興味がわきません。自分が聞き手の時、話し手と目が合うとドキッとしませんか。聞き手の目を見て、自分の情熱を伝えることも大切です。

ポイント:聞き手の目を見て話しましょう

3.話している内容と表情が合っていない

「お客様から、貴社の商品のお陰で業績が上がったと、お声をいただきました」

これは嬉しいことですので、話すときの表情は笑顔が適切です。しかし気持ちが伝わってこない人は、この言葉を真顔で言っています。嬉しい話しをする時は笑顔、真面目な話しをするときは真顔。人前で話すときには、言葉以外の非言語コミュニケーションにも意識を向けましょう。

ポイント:非言語コミュニケーションの表情を言葉と合致させましょう

4.専門用語やカタカナが多い

話しの上手い人は『分かりやすく伝える事ができる人』です。聞き手が理解できる言葉で話すことが基本で、小難しい言葉は伝えるときに弊害になります。

専門用語例/
×「この電話はブランチ接続してあります」
〇「この電話は1本の回線に複数の電話機を接続してあります」

カタカナ例/
×「お客様からコンセンサスを取りました」
〇「お客様から同意を得られました」

ポイント:誰にでも分かる言葉を使いましょう

5.偉人の言葉を入れ過ぎる

偉人の言葉を引用してはいけないわけではありません。その言葉に思い入れがあり、よく使っている言葉なら問題ありません。ただ、その時だけ、とってつけたように「孔子が言った言葉があります・・・」などと入れると、心が込もっておらず軽く感じてしまいます。また1回の話しの中に何度も引用された言葉が出てくるとクドイ感じがします。誰かの言葉を借りてまとめるより、自分の経験談を語った方が説得力があります。流暢に話せなくても、気持ちを込めて話した方が聞き手の心に響きます。

ポイント:自分の気持ちが入る話しをしましょう

6.準備不足

「緊張して上手く話せなかった」と言っている人程、準備不足で、練習をしていない事が多いものです。話し方をコントロールできるのは準備段階だけです。本番は、あれもこれも意識を向けることが多くコントロールできません。話しの成功は準備8割ですので、しっかり準備を整えて本番に臨みましょう。

ポイント:自分が納得するまで準備をして臨みましょう

7.話が長い

長い話しは結果的に何を言いたいのか伝わりません。また持ち時間が5分なのに、10分も話していると周の人達は心の中で『長いな~。いつ終わるのかな』と思っており、話に集中できません。話しの長い人は、時間を意識していない人が多いものです。

ポイント:時間制限を設け、簡潔に伝えましょう

まとめ

人前で話すときにやりがちな7選

1.言い訳から入る
2.原稿を見ながら話す
3.話している内容と表情が合っていない
4.専門用語やカタカナが多い
5.偉人の言葉を入れ過ぎる
6.準備不足
7.話しが長い

人前で話すのは、聞き手とのコミュニケーションの場です。常に聞き手に心の矢印を向けて話しをするようにしましょう。

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