太田章代
太田章代
執筆者:ビジネスコミュニケーション専門家 太田章代
日本一気さくで身近な研修講師を目指している、太田章代です。

あなたは「説明が上手く伝わらない」と感じたことはありませんか。仕事で相手に伝えた時に「結局何が言いたいの?」「わかりやすく説明して」と言われた事がある方におすすめしたいのが「ホールパート法」という話法です。

私は研修講師として、受講者の皆様に「伝える仕事」をしています。その中で相手に伝わる話し方として活用しているのが『ホールパート法』です。

このホールパート法は型にあてはめるだけで簡単に
・聞き手の理解度が向上する
・話し手が説明内容を整理できる
・説明の時間短縮ができる

こんなメリットがあるので、自分の説明がなかなか相手に伝わらないと思っている方はぜひ参考になさってください。

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動画でも学べます。聞き流すだけでも理解できますよ!

伝えるときは要点を「3点」に絞る

ホールパート法の具体的な説明の前に、人に伝わるように話すには、内容は3点までに絞ることをおすすめします。

人はたくさんの事を、同時に記憶することができません。たとえば「本日のおすすめのデザートは、チーズケーキ、パンナコッタ、ティラミス、アップルパイ、プリン、ガトーショコラ、フルーツタルト、シフォンケーキ、スフレです」と言われたら、覚えることができずに思考が停止してしまいますよね。

説明は相手に伝わらないと意味がありません。あれもこれも伝えたい気持ちはわかりますが、要点を3つに絞って説明しましょう。

『ホールパート法』とは

ホールパート法は①全体 ②部分 ③全体 の順番で話す話法です。

ホール(Whole) 全体・・・「□□について重要な事が3点あります。1点め○○ 2点め△△ 3点め××です」

→ 話したい事の全体像(結論)を最初に伝えます。相手は何を話すのかわかると頭の中が整理できます

パート(Part )部分・・・「1点めの○○の具体的な内容、2点めの△△の具体的な内容、3点めの××の具体的な内容」

→ 数字をつけて一つひとつ説明していくことで、論理的に話を展開することができます。また、聞き手の理解度もグッと向上します

ホール(Whole) 全体・・・「以上、□□について重要な事を3点お伝えしました」

→ 最後に話の内容をまとめることで、言いたい事がより伝わりやすくなります

説明が伝わらない「ハムスターの話し」

それでは、相手に伝わらない内容の例をみていきましょう。

「キンクマと呼ばれているハムスターは、顔がクマに似ていてテディベアみたいでとても可愛いです。また、しぐさが愛くるしく、特に両手でごはんを食べているところや、伸びをする仕草を見ているだけで癒されます。人になつきやすいので、ひざの上にのったり、ごはんをちょうだいとおねだりしてきたり、寄ってくるのでメロメロになります。だからハムスターが大好きです」

→「ハムスターが大好き」という結論が最後にきていて、何を言いたいの分かりづらくなっています。また言いたいことを羅列しているだけなので、相手の頭の中で整理できずに、結果的に伝わりづらくなっています。

ホールパート法にあてはめた「ハムスターの話」

ホール(Whole)全体

ハムスターが大好きな理由が3つあります。

1つめ、顔がクマに似ている
2つめ、しぐさが愛くるしい
3つめ、人になつきやすい

というところです。

パート(Part)部分

具体的にお話すると、

1つめ「顔がクマに似ている」について
キンクマと呼ばれている種類のハムスターは、テディベアに似てとても可愛いです。

2つめ「しぐさが愛くるしい」について
特に、両手でごはんを食べているところや、伸びをする仕草を見ているだけで癒されます。

3つめ、「人になつきやすい」について
膝の上にのったり、ごはんをちょうだいとおねだりしてきたり、寄ってくるのでメロメロになります。

ホール(Whole)全体

以上私が、ハムスターが大好きな理由を3つお伝えしました。

まとめ

ホールパート法の型にあてはめるだけで簡単に説明が上手くなります。「自分の考えが相手に伝わらない」と思っている方は、ぜひホールパート法をご活用ください。

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