太田章代
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執筆者:ビジネスコミュニケーション専門家 太田章代
日本一気さくで身近な研修講師を目指している、太田章代です。

新社会人になると、新しい環境に溶け込むことができるのか心配な人もいるのではないでしょうか。上司・先輩はどんな人がいるのか分からないため、人間関係を上手く築けるのか気になるところです。

そこで今回は、新入社員が円滑に仕事ができるようになるために、これだけは押さえておいて欲しい、コミュニケーションのポイントを7つご紹介します。

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動画でも学べます。聞き流すだけでも理解できますよ!

なぜ仕事で『コミュニケーション』が大切なのか

仕事では学生時代よりも高い『コミュニケーションスキル』を求められます。それは、なぜでしょうか。

学生時代は、同年代の気の合う仲間とコミュニケーションを取っていれば良かったのですが、社会人になると世代も立場も様々な人達とコミュニケーションを取ることになります。また、組織のメンバーとして、周りの人達と目標に向かって動き成果をあげる上で、コミュニケーションが大切になってくるからです。

コミュニケーションスキルを身につけ、上司や先輩、お客様と人間関係を築き、1日も早く職場に溶け込んでいきましょう。

新入社員に必須なコミュニケーションのポイント7選

今からお話するポイントは、入社したその日から実行できることです。以下を意識してコミュニケーションを取るようにしていきましょう。

1.挨拶をしっかりする

社会人のコミュニケーションの基本中の基本は『挨拶』です。挨拶は、これから社会人生活を送る上で大変重要です。学生時代は何となく挨拶をしていたと思いますが、社会人は仕事をする上で感じの良い挨拶を意識しておこないます。

感じの良い挨拶は「自分から先に」「聞こえる声でハキハキと」がポイントです。入社してすぐは、職場の人でも知らない人が多いものです。顔は知らなくても、職場で会う人は関係者しかいません。自分から「おはようございます」と先に挨拶をするようにしましょう。挨拶がしっかりできる人は、周りからの信頼を得ることもできます。

2.はっきり返事をする

職場に配属されると、「〇〇さん、少しいいですか」と呼ばれることが多くなります。自分の名前を呼ばれたら「はい」と返事をして、メモとペンを持ってすぐに呼んだ人のところへ行きましょう。

また、すぐに答えられないことを質問されたときに、無言になって返事をしない人がいます。たとえば上司から「〇〇さんは、どう思いますか?」と聞かれて、すぐに答えが思いつかず、無言が続き、上司はしびれをきらして「どう思いますか?」ともう一度聞き直していることがあります。

この場合、「今すぐに答えが思いつきませんが、考えてみます」と返事をすればいいのです。どんな時でも、返事はスピーディーにしていきましょう。

3.相手の話をしっかり聞く

新人のうちは、周りの人の話をしっかり聞くことが大切です。何となく流して聞くのではなく、相手が言いたいことを、正しく理解できるように聞きます。また、自分と違う考えだったとしても、相手の意見の真意を受け取り、最後まで話を聞くことが大切です。

また話を聞く態度も重要です。下を見て、ひじをついて、ペンをくるくる回しながら聞いていては、話に興味がないと思われてしまいます。話を聞くときは、相手の目を見て、姿勢を正し、相槌やうなずきを入れて『あなたの話を真剣に聞いています』の合図を送るようにすると、相手は話やすくなります。

4.わからない事は質問をする

新人のうちは、質問することに遠慮は必要ありません。知らないこと、わからないことだらけですので、どんどん質問してください。ただ、考えたらわかることを質問すると、「自分で考えて」と言われてしまう可能性があるので気をつけましょう。

注意をしたい事は「~だろう」で仕事を進めてしまうことです。知識のない新人の「~だろう」は、だいたい間違っていて、無駄な時間を使ってしまうことになります。確信が持てない場合は、必ず質問をして確認をしてから仕事を進めていきましょう。

5.人の言葉を素直に受け入れる

上司・先輩は、新入社員で成長できる人は「素直な人」と考えています。たとえば注意されたことに対して「いや、それは・・・」と言い訳から入ってしまうと、『この人に何を言っても無駄』だと思うようになります。

新人のうちは、指導されたり、指示されたりすることがほとんどです。そんな中、相手の言うことを素直に聞き、その通りに実践していくことで、早期に業務を身につけることができます。『素直さ』は周りの人から、可愛がられる要素でもあります。

6.感謝の気持ちを伝える

上司・先輩は仕事をたくさん抱えています。毎日忙しい中、指導してくれるわけですから、教えてくれた事に対して「ありがとうございます」という感謝の気持ちを伝えていきましょう。

『新人だから教えてもらえるのが当たり前』という気持ちを持っていると、「ありがとうございます」という言葉が出てこなくなります。ちょっとした事でも感謝の気持ちを伝えることにより、上司・先輩との信頼関係も生まれてきます。

7.報告・連絡・相談を密にする

報告・連絡・相談、略して『報連相』は、新人が必ず身につけたいビジネススキルです。右も左もわからない新人を、上司・先輩は気にしています。また新人の頃は失敗することも多いものです。その上で、ミスを隠さずに正確に報告ができれば、上司や先輩がフォローしてくれます。また報連相をすることにより、上司・先輩からアドバイスをもらい、成果に結びつくこともあります。

ただ、「どこまで報連相すればいいのか、わからない」という声を、新人から聞くことがあります。その答えは、「報連相した方が良いのか迷った場合は、全て報連相する」です。新人の頃は、上司・先輩へこまめに情報共有をしてください。「あれどうなっている?」と聞かれる前に、自分から報連相をする習慣をつけましょう。

まとめ

いかがでしょうか。組織で大勢の人を関わりながら、成果を生み出していく上で「コミュニケーション能力」は欠かせないスキルです。今日お話した内容は、コミュニケーションが苦手な人でも、意識して行動すればできる事ばかりです。

7つのポイントの中で、できることから1つずつ実践してみてくださいね。


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