退職者に喜ばれるメッセージ【例文7選】

日本一気さくで身近な研修講師を目指している、太田章代です。 仕事でお世話になった、上司・先輩・同僚・後輩、そしてお客様が退職する際には、感謝の気持ちを込めてメッセージを贈りたいものです。 しかし、どんな方法で、どんな言葉を伝えたらいいのか、思いつかないという人も多いのではないでしょうか。 これよりは、自分の気持ちが伝わる退職者へのメッセージをご紹介します。 YouTube版も公開しています

退職者への気持ちの『伝え方』

退職者へメッセージを贈る方法は、口頭、メール、手紙、寄せ書きがあります。 一番丁寧なのは、口頭で短くメッセージを伝えて、手書きの手紙でしっかり自分の想いを書いて渡すことです。手紙や寄せ書きは残るものなので、退職者にとっては嬉しいと感じる人も多いでしょう。 ただし、メッセージが残ると嬉しいのは、定年退職などの円満退社をする場合のみです。退職の理由によっては、後に残るメッセージが喜ばれない場合があるため、状況によって伝え方を選択しましょう。 いづれにしても、退職者の気持ちを考えて、伝え方を選ぶことが大切です。

退職者の心に残るメッセージの基本

メッセージを贈る際には、定型文ではなく、オリジナル文章が喜ばれます。伝える方法は様々ありますが、基本の構成に当てはめて文章を考えてみましょう。

１.慰労の言葉

はじめに、退職者の苦労を気遣う言葉を伝えます。 例／長きに渡り、本当にお疲れ様でした。

２.エピソードと感謝を伝える

お世話になったことなど、思い出に残っている話しを入れ、感謝の想いを伝えます。 例／入社した時に、挨拶の仕方など、一から丁寧に仕事を教えていただいた事が、今でも心に残っています。本当にありがとうございました。

３.今後のエールを贈る

退職した後の未来を応援する言葉を伝えます。 例／これからも、益々のご活躍をお祈りいたします。

「頑張ってください」は目上の人には使わない

よくある退職者へのメッセージに、「新天地でも頑張ってください」という言葉があります。 実は、「頑張って」は「困難に耐えて、努力してください」という意味なので、目上の人に対しては使うのは失礼です。「頑張ってください」を、目上の人向けに言い換えた言葉をあげてみます。 「益々のご活躍をお祈りいたします」 「ご健勝をお祈りいたします」 「ご成功をお祈りしています」 などがあります。そのときの状況に合わせて、ふさわしい言葉を選ぶようにしましょう。

関係別『退職者へのメッセージ』例文

ここからは退職者との関係性別に、具体的なメッセージの例文をご紹介します。エピソードの部分は、実際あった思い出話しを入れて、オリジナルメッセージにしてみてください。

定年退職する上司へ

転職する上司・先輩へ

転職する同僚へ

転職する部下・後輩へ

結婚退職する人へ

出産退職する人へ

転職するお客様へ

まとめ

退職される人との関係性により、丁寧な言葉にしたり、少し崩した言葉にしたり、言葉遣いは変えてもいいでしょう。あまり接点のない人だったとしても、自分がもらったら嬉しいメッセージを考えて、オリジナルメッセージを贈ってみましょう。

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執筆者プロフィール

新人育成トレーナー
アイキャリア株式会社太田 章代

企業・団体でのコミュニケーション研修、ビジネスマナー研修など、2,000回以上（2023年現在）登壇。 プロフィール詳細

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