神社のお参りの仕方|会社で参拝するときに知っておきたい作法とマナー

2020年12月27日 2023年10月27日 ビジネスマナー

太田章代
執筆者:新人育成トレーナー 太田章代
日本一気さくで身近な研修講師、太田章代です。 神社に参拝するときに、一礼はどこでするのだろう?など迷ったことはありませんか。

新年は会社の上司や先輩と神社にお参りに行く人もいらっしゃると思います。 そんな時に社会人として恥をかかないように、神様をお参りする際に知っておきたい基本の作法をご紹介します。

私は神様に精通している者ではありませんので、自分が疑問に感じていた事などを簡単にまとめてみました。

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動画でも学べます。聞き流すだけでも理解できますよ!

鳥居をくぐる前に一礼をする

鳥居は、ここから神様の領域であることを示す意味があります。神聖な場所に入るので、丁寧な所作を心掛けましょう。帰りも鳥居をくぐったら振返り一礼をします。

参拝の前に手水舎(てみずや)で心身を清める

参拝する前に手と口を水で清めます。穢れを落として心身を清める禊(みそぎ)の儀式を略式にしたものです。

◇清め方の流れ

太田章代
ポイントは1杯の水で済ませる事です

1. 右手でひしゃくを持ち、水を汲んで左手を流す 2. 左手に持ち替えて、右手を流す 3. 右手に持ち替えて、左手で水を受けて口をすすぐ (ひしゃくに直接口をつけない。口に含んだ水を出すときは、左手で口元を隠すとスマートです) 4. もう一度左手を流す 5. ひしゃくを立てて、残った水が持ち手に流れるようにして、柄を流します 6. 元の場所にひしゃくを戻す

参道は端を歩く

参道の真ん中は「正中(せいちゅう)」と呼ばれ、神様の通る道だと言われています。真ん中は避け、左右どちらかに寄って歩きましょう。

お賽銭を納めるときは鈴を先に鳴らす

お賽銭箱の上の鈴は、参拝者の清めたり、神様を呼び招くなどの意味があります。 まずは浅く一礼をして鈴を鳴らし、お賽銭を入れます。お賽銭を投げたりせずに、お賽銭箱に丁寧に入れましょう。

参拝は「二礼、二拍手、一礼」をする

神社は二礼、二拍手、一礼が基本作法です。

◇参拝の流れ

太田章代
作法も大切ですが気持ちを込めることが一番ですね
1.深いお辞儀を2回する 2.胸の高さで左手が上になるように右手を下に引いて2回拍手をする 3.手を合わせて心を込めて祈る
祈る内容 ・神様に感謝をお伝えする ・神様にお願い事をするのではなく、誓い立て見守ってくださいとお伝えする
4.深いお辞儀を1回する

※神社により、お参りの仕方が違うところもあります。

まとめ

神社参拝の作法は、心ありきのものです。作法を間違えても、神様へ礼儀を尽くそうとする気持ちが伝わります。心を込めて神社へお参りしたいですね。

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