職場でデリカシーがない人の特徴5選【ビジネスコミュニケーション】
2022年02月01日 2023年10月27日 ビジネスコミュニケーション
日本一気さくで身近な研修講師を目指している、太田章代です。
あなたの周りには、傷つく事を平気で言ってくるデリカシーのない人はいませんか。無神経な人とは付き合いたくないですが、仕事の場合は関わっていかなくてはなりません。
これよりは、デリカシーのない人の特徴と気をつけるポイント、ストレスを溜めずに接する方法についてご紹介します。
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デリカシーの意味
「デリカシーがない」とは、『心配りができない』『繊細さがない』という意味です。職場でデリカシーのない人は、相手を不快にさせてしまい、人間関係を築くことが難しくなります。
悪気なく相手を不快にさせている
デリカシーのない人は悪気なく発言しています。自分のデリカシーのなさを自覚していません。自分は相手とコミュニケーションを取るつもりで言った言葉が、相手を傷つけていても気づいていないのです。
私が見る限りですが、周りの人が注意しても直っていません。デリカシーのない人は、人の気持ちが理解できないのかもしれません。
職場でデリカシーのない人の特徴5選
なぜ職場の人達から「あの人はデリカシーがない」と言われてしまうのでしょうか。まずは、その特徴と、自分が当てはまっていた場合に気をつけるポイントをご紹介します。
1.プライベートを掘り下げて知りたがる
相手と関係性ができていないのに、「彼氏はいるの?」などプライベートや過去のことを掘り下げて聞こうとする人はデリカシーのない人と思われてしまいます。仕事でプライベートな事を全く聞いてはいけないという事ではありません。最初からデリケートな話題は避けて、当たり障りのない話題でコミュニケーションを取りましょう。
2.口が軽い
「あの人の奥さん、病気で大変らしいよ」など、人に言われたくない話題や、相談内容を職場の人達にもらしたりするとデリカシーのない人と思われてしまいます。
うわさ話が好きな人に、内緒の話はしたくないものです。また、職場内での信頼関係にひびが入る原因となります。基本的にプライベートなことや、相談されたことは口外しないようにしましょう。
3.言わなくてもいい事を言ってくる
相手にとって聞かなくてもいいことを平気で言ってしまう人は、デリカシーのない人と思われてしまいます。聞いた相手は「それ言う必要ある?」と不快な気持ちになります。相手にとってその情報は必要なのか、それを聞いて相手はどう感じるのかを考えてから伝えるようにしましょう。
4.下品
下ネタを言ったり、食べる時にクチャクチャと音を立てたり、言葉遣いが乱暴だとデリカシーのない人と思われてしまいます。下品なジョークは、人を笑わせようと思って言っているかもしれませんが、周りは不愉快な思いをしています。
職場では気持ちよく働く環境をつくるために、最低限のマナーは守るように気をつけましょう。
5.容姿を話題にする
自分で「最近太ったんです」と言うのはいいのですが、相手に容姿のことを言われると不快に感じる人は少なくありません。相手が気にするような事を指摘するのは、デリカシーのない人と思われてしまいます。人は容姿に関することはコンプレックスを持っていることも多いので、言わないようにしましょう。
ストレスを溜めずに接する方法
無神経な人は、悪気がなく自分で気づいていない事が多いものです。注意できる関係性でしたら「今の言葉、傷ついたから言わないで欲しい」と言えるのですが、上司や先輩の場合、注意できないですよね。
以下に、デリカシーのない人との接し方についてご紹介します。
業務のことのみ話す
仕事を円滑に進めるためには、全くコミュニケーションを取らないわけにはいきません。業務のことのみ話をすると決め、自分から雑談をすることを避けるようにします。相手から「結婚はしないの?」など業務以外のことで話しかけられたら、「分からないですね」と受け流すようにしましょう。デリカシーのない人とは、プライベートな話しをしないのが最適です。
割り切る
「この人はデリカシーのない人だ」と割り切ることも大切です。職場だと、はっきり言えない事も多いですし、また言っても無駄だと思ったら、割り切って考えるようにします。発言の一つひとつを気にしていたら、モヤモヤしてストレスが溜まる一方です。割り切ることが、ストレス回避に役立ちます。
まとめ
職場でデリカシーのない人は嫌がられますね。またパワハラ・セクハラに当たることもありますので、言動には十分気をつけたいところです。悪気はなくても、相手を不愉快にさせてしまうと、人間関係が悪くなりますので、注意しましょう。
執筆者プロフィール
- 新人育成トレーナー
アイキャリア株式会社太田 章代 - 企業・団体でのコミュニケーション研修、ビジネスマナー研修など、2,000回以上(2023年現在)登壇。 プロフィール詳細
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