人に好かれる6原則|信頼される人が必ずやっていること

2025年10月28日 2025年10月28日 ビジネスコミュニケーション

こんにちは、人材育成トレーナーの太田章代です。

あなたは人から好かれたいですか?私は好かれたいです!仕事で周りの人達と良好な人間関係を築くことは、成果にも繋がってきます。

ここでは、世界的なベストセラー『人を動かす』を書いたデール・カーネギーの教えから、「人に好かれる6原則」をご紹介します。どれも特別な能力がなくてもできる内容ですので、ぜひ実践してみてくださいね。

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動画でも学べます。聞き流すだけでも理解できますよ!

1. 誠実な関心を寄せる

損得なしに純粋に相手に関心を持つことです。自分に興味を持っていくれる人を、人は好きになります。しかし心理学の研究では、人は自分自身に最も関心を持つ傾向にあることが分かっています。だからこそ、意識して相手に興味を示すことが大切です。

例えば、同僚から「今、〇〇君の推し活しててさ~」と趣味の話を聞きました。後日、同僚に「推し活している〇〇君、この間TVに出てたけど、ホントかっこいいね」と触れるだけで、「自分を理解してくれている」と感じてもらえます。相手に「この人は私に関心を持ってくれている」と思ってもらえると、信頼関係が一気に深まります。

.笑顔で接する

笑顔は相手に安心感を与え、自然と距離を縮めます。カーネギーは「笑顔は一瞬で人の心を温める」と述べています。心理学の研究でも、笑顔の人は信頼されやすく、協力を得やすいことがわかっています。

例えば、カフェに行きました。「いらっしゃいませ」と笑顔で迎えてくれると、それだけで 感じがいいお店だなと好印象を持ちませんか。笑顔は無料で届けることができる最高のプレゼントです。また、笑顔でいることでストレスを軽減する効果もあり、明るい気分になれますよ。

3.相手の名前を覚える

相手の名前を覚えて呼ぶことで、親近感が生まれます。人は自分の名前を覚えてくれていると嬉しいものです。反対に名前を忘れられたり、間違われたりすると悲しいものです。

例えば、名刺交換した相手の名前をすぐに忘れてしまうこともありますよね。でも、次に会ったときに「田中さん、この間はありがとうございました」と名前を添えるだけで、相手は「自分を重要視してくれている」と感じ好かれやすくなります。逆に名前を覚えていないと「私に興味がないのだな」と思われ、距離ができてしまいます。

4.聞き役になる

人は自分の話を聞いてくれる人に好意を持ちます。ちなみに婚活パーティーでモテる男性は話し上手な人ではなく、聞き上手な人だそうですよ。自分の話ばかりする人は好かれないということですね。

例えば、自分が熱心に話しているときに相手がスマホを見ていたら、どんな気持ちになりますか?「私の話に興味を持ってくれていない」と思い、心を閉ざしてしまいますよね。逆に、うなずきながら相槌を打ち、話を深掘りする質問をすれば、「この人は本当に私の話を大切にしてくれている」と感じてもらえ好かれやすくなります。

5.相手の関心事に話題を合わせる

人は自分の関心があることを話しているとき、一番生き生きします。だから、相手が自分の関心があることを話してくれたら嬉しいものです。

例えば、相手がわんちゃんを飼っていて溺愛している人なら、「ワンちゃん元気ですか?」と声をかけます。すると会話が広がり、関係がぐっと近くなります。自分の関心がある話ばかりするのではなく、相手の興味がある話をすることは、人に好かれる大きな秘訣です。

6.心から褒める

人は誰しも「褒められたい」「認められたい」という欲求を持っています。だから、その欲求を満たしてくれる人が好きです。脳科学では、褒めることでドーパミンが分泌され、報酬を貰ったときと同じようにやる気を引き出す効果があるという事がわかっています。

例えば、「あなたのプレゼンはわかりやすくて、みんな納得していたよ」と、相手の努力や成果を具体的に褒めると、相手のモチベーションは大きく高まります。ただし、上部だけの褒め言葉は逆効果になります。

まとめ

デール・カーネギーの著書から『人に好かれる6原則』をご紹介しました。信頼される人になるためのシンプルですが本質的なことですね。

  1. 1. 誠実な関心を寄せる
  2. 2. 笑顔で接する
  3. 3. 相手の名前を覚える
  4. 4. 聞き役になる
  5. 5. 相手の関心事に話題を合わせる
  6. 6. 心から褒める


この6つはどれも特別なスキルは必要なく、少し意識すれば誰にでもできることです。

人間関係のカギは、相手を尊重することにあります。ぜひ1日1つずつでも意識して日常の人間関係に取り入れてみてくださいね。

            

            

            

            

            

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