第一印象の「良い人」「悪い人」の特徴

2022年07月13日 2024年05月25日 ビジネスマナー

太田章代
執筆者:新人育成トレーナー 太田章代
日本一気さくで身近な研修講師を目指している、太田章代です。

仕事では初対面で挨拶する機会がよくあります。そんな時、印象が良ければ今後の仕事につながる可能性はありますが、印象が悪いと「この人とは仕事をしたくない」と思われてしまいます。

初対面で会ったときに感じの良い人、悪い人はどこに差が出るのでしょうか。それには共通する特徴があります。

これよりは、第一印象を良くして仕事をしやすくするために、第一印象の良い人、悪い人の特徴を5つご紹介します。

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第一印象が良い人は仕事で得をする

第一印象はパッと見で決まります。あなたも初対面の人と会ったときに、一瞬で「まじめそうな人」「優しそうな人」「怖そうだな」と印象を持っているはずです。という事は、相手もあなたに対して何かしらの印象を持っているのです。仕事では第一印象が良い方が人間関係も広がり有利に働くことが多いでしょう。


性格はすぐに変わりませんが、第一印象はちょっとした事を意識すればすぐに変えることができます。相手にどう思われたいかを考え、それに近づけるようにセルフプロデュースすることができるのです。

それでは、第一印象が「良い人」「悪い人」の特徴を5つ見ていきましょう。

1.表情 ⇒ ○「明るい」  ×「暗い」

第一印象で表情が明るいと、仕事で楽しくやっていけそうに感じます。表情は相手に与える影響が大きいのです。笑顔で挨拶してくれる人は、こちらに心を開いているように感じられ、話やすくなります。反対に無表情だと、心を閉ざしていて余り話したくないという印象を持たれてしまいます。


コロナ禍ではマスクをしている事が多いため、目だけで笑顔だと分かるようにする必要があります。研修で「目で笑っていることを伝えてください」とお伝えすると、ご自身が思っているほど目が笑っていない事があります。動画を撮ると、ご本人もすぐに気づかれます。ではどうすれば目が笑うのでしょうか。それは、通常よりも口を大きく開いた笑顔にすることです。

口が大笑いすると、目が連動して丁度良いくらいの笑い目になります。マスクをしているときは、口を大きくあけて笑顔で挨拶をしてみてくださいね。笑顔は第一印象を良くするための無敵のアイテムですよ。

2.身だしなみ ⇒ ○「清潔感がある」 ×「だらしなく不潔」

服装・髪型、靴などの小物、つめ等、身だしなみが整っている人は清潔感があり、誰からの好感を持たれます。反対に服装がヨレヨレしていたり、靴がすり減って汚れていたりすると、だらしのない印象を持たれてしまいます。身だしなみは心の表れと言われますが、仕事への取組み方も服装に出てきます。                                                                                                                                                                                                          

また、どんなに身だしなみを整えていても体臭や口臭などの匂いがあると、不潔に感じられてしまいます。目に見えないものですので、より気をつけるようにしたいですね。

3.話し方 ⇒ ○「丁寧」 ×「馴れ馴れしい」

初対面でお会いしたのに、突然土足で心に入りこんでくるような馴れ馴れしい話し方の人はいませんか。人は見えないバリアがあり、最初からバリアを突き破って入ってこられると不快な思いをしていることがあります。「馴れ馴れしい人」は、言葉遣いが今どきの言葉を使ったり、「○○だよね」など語尾をフレンドリ―にして敬語を使っていないという特徴があります。

敬語で話してクレームになることはありませんが、フレンドリーに話してクレームになることはあります。人と人との距離感は様々です。最初から距離を縮めたい時もありますが、関係性が浅いうちは、丁寧な言葉遣いで話した方が無難です。

4.声 ⇒ ○「適切な大きさ」 ×「大きすぎる、小さすぎる」

良い印象を与えたい場合は、声の大きさにも気をつけましょう。会話をするときに相手に聞こえる声で話すことは礼儀です。ボソボソと小さな声で話すと「自信がなさそう」「頼りなさそう」と思われてしまいます。また大きすぎる声で話すと、相手に威圧感を与えてしまいます。今まで「声が小さい」「声が大きい」と言われた事がある人は、声量に注意しましょう。

5.目線 ⇒ ○「適度に目が合う」 ×「目が合わない、凝視される」

会話をするときは、適度に相手の目を見て話すと好印象です。適度とは2~3秒目を見て外すくらいの感覚です。目が合わないと「興味がなさそう」「話す気がない」という印象を持たれてしまいます。反対にアイコンタクトが長すぎると「威圧感がある」「押しつけられている」という印象を持たれます。初対面でのアイコンタクトは、お互いに打ち解けるために重要です。

まとめ

第一印象が良ければ、その後の関係も良くなり、仕事もスムーズに進みます。仕事では、多くの人と出会う機会がありますので、1つ1つの出会いを無駄にしないためにも、良い印象を持ってもらえるようにしたいですね。


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執筆者プロフィール

新人育成トレーナー
アイキャリア株式会社
太田 章代
企業・団体でのコミュニケーション研修、ビジネスマナー研修など、2,000回以上(2023年現在)登壇。 プロフィール詳細

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