新入社員研修で伝えたい『受講の心構え』|新人教育担当者様向け

2024年04月29日 2024年05月09日 新人育成担当者向け

新入社員育成専門の研修トレーナー太田章代です。

新入社員研修というと「学生から社会人への意識変革」「ビジネスマナー」「ビジネスマインド」「ビジネスコミュニケーション」などをされている企業様も多いのではないでしょうか。


どんな研修を開催するにしても、まずは研修を受講する側の心構えが備わっていないと、研修効果が下がってしまいます。


ここでは現役の研修講師がお伝えしている、研修の本題に入る前の『受講の心構え』をご紹介します。


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研修は本番の前の練習の場


企業により新入社員の研修期間が1週間の場合もあれば、1ヵ月という場合もあるでしょう。いづれにしても、研修期間は新入社員が配属先でスムーズに社会人生活をスタートできるための練習の場だと考えています。


ですから受講者の皆様には「どんな質問も受けつけます」「知らなくて当り前なので恥ずかしいことは何もありません」「間違っていてもいいので、積極的に発言してください」とお伝えしています。まずは、新入社員が発言しやすい環境をつくることが大切だと考えています。

新入社員研修『受講の心構え』


配属先で社会人として相応しい言動ができるように研修中に意識して欲しいことが8つあります。


1.お客様や上司に対してできるように、返事、挨拶をしっかりしましょう。


2.研修中も給料が支払われていることを常に意識してください。


3.研修中は同期であっても礼節をわきまえ敬語で話しましょう。


4.ペン回し、頬杖、居眠り、あくびなどの学生時代の習慣が出ないように気をつけましょう。


5.常に5分前行動を心がけてください。10分休憩の際は1分前行動です。


6.離席する時は机上を整理整頓し、椅子を中に入れましょう。


7.自分の改善点や問題点などに気づく力を磨きましょう。


8.研修で学んだことは即実践して「成長」していきましょう。


まとめ


研修期間中に社会人としての言動を改善できる場面がたくさんあります。指導してもすぐに改善できない事も多いため、毎日コツコツと言い続けていきましょう。新入社員が社会人として最高のスタートが切れるようにサポートしていきたいですね。

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