職場で面倒くさいと思われる人7選【ビジネスコミュニケーション】

2023年01月16日 2023年10月27日 ビジネスコミュニケーション

太田章代
執筆者:新人育成トレーナー 太田章代
新入社員育成専門の研修トレーナー太田章代です。

仕事ではチームで目標に向かって動き、成果を出すことが求められています。しかし、どこの職場にもチームの輪を乱す面倒な人がいます。面倒な人は、自覚症状がない場合があるため厄介なのです。

そこで今回は、研修講師として様々な企業で見た「面倒な人」の特徴と注意点をご紹介します。職場で人間関係が上手くいっていない人は、ここに原因があるかもしれません。自分が当てはまっていないかチェックしてみましょう。

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それでは早速、職場で「面倒な人」の特徴を7つご紹介します。

1.新しいことに拒否反応を示す人

「明日から報告書を提出しましょう」「今後は仕事をローテーションします」など、新しいことをしようとすると「え!今まで通りでいいのでは」と拒否する人がいます。たしかに変化には労力がかかるため、現状維持の方が楽です。しかし福沢諭吉が『現状維持は衰退である』と言ったように、組織や個人は常に変化をしていかなければ進歩がありません。感情的に反応するのではなく、新しいことをスタートする目的を理解する姿勢を見せ、変化に柔軟に対応していきましょう。

2.落ち込んでいるアピールをする人 

上司に叱られた、ミスをしてしまった等、ネガティブな出来事が起きたときに落ち込むことはあるでしょう。しかし元気がないのを周りの人から悟られて、「〇〇さん落ち込んでいるみたいだね」と気を遣われてしまうのはNGです。落ち込んでいることを前面に出してしまうと、「〇〇さんには注意できない」「メンタルのフォローが大変」と周りの人から思われてしまい、コミュニケーションが取りづらくなります。職場の雰囲気づくりのためにも、心は落ち込んでいても、表情や態度は通常通りふるまうように心がけましょう。

3.感情がすぐに顔に出る人

「感情がすぐに顔に出るね」と人から言われる人は要注意です。ポジティブな感情ならいいのですが、ネガティブな感情が顔に出る人は相手の気持ちを考えない人だと思われやすいのです。仕事の依頼をされたときに『嫌だ』という気持ちを顔に出し、察してもらおうとしている人もいます。しかし依頼した人は「顔に出さずに、言葉で伝えて欲しい」と思っています。ネガティブな感情を顔に出す人は、周りの人達を不快にしていることがあるため気をつけましょう。

4.聞いていないのにアドバイスをしてくる人

聞いてもいないのに、「〇〇した方がいいよ」と勝手に教えようとする人がいます。こういう人は、良かれと思ってアドバイスをしても、相手から鬱陶しいと思われてしまう可能性があるのです。人が「教えてくれてありがたい」と思うのは、自分がアドバイスを求めているときだけです。誰かにアドバイスする前に、相手がアドバイスを望んでいるのか確認をしましょう。

5.話しが長い人

「〇〇さんはいつも話が長くて困る」「今日の発表も時間がオーバーしていたね」など、話が長くなると嫌がられます。話が長いと思われている人には2タイプあり「自覚症状がない人」と「自覚していながらどうしても長くなってしまう人」がいます。長く話せば自分の言いたいことが伝わるわけではありません。短く簡潔に話した方が伝わる事が多いのです。話すときは、『相手の貴重な時間をいただいている』ということを強く意識し、時間管理をしていきましょう。

6.頭が固すぎる人

「〇〇すべきだ」「普通は〇〇だ」と、自分の考えが凝り固まって周りの人の意見を聞こうとしない人は要注意です。頭が固い人は、周りの人達に自分の考えを押しつけがちです。絶対に自分の意見を変えないような態度を取ると、チームワークが乱れまとまらなくなります。自分が絶対正しいと思い込まないように、柔軟性を持ってコミュニケーションを取ることが大切です。

7.自慢話が多い人

「大手企業の社長と名刺交換をしたら気に入られて、大きな契約をもらったんだよ」などと、過去の栄光や人脈など自慢話をする人がいます。周りの人は「またはじまった...」とうんざりしていますが、気づいていません。自慢話ばかりする人は、周りの人に嫌われやすいものです。周りから尊敬されている人は、自分から言わなくても凄さが自然と伝わってきます。周りから認められたいと思って言った自慢話しは、反対に周りから拒まれることになりますので気をつけましょう。

まとめ

いかがでしたか。心当たりはありませんか?職場で上記のような面倒な人になってしまうと、周りの人達をイライラさせてしまうかもしれません。他者はほとんど注意をしてくれないため、自分で気づいて改善していきたいですね。

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