自分のやる気スイッチを全開にする方法3選|気分を5分でリセットする

2025年07月22日 2025年07月28日 新人育成担当者向け新入社員向け

こんにちは。人材育成トレーナーの太田章代です。

長期連休明けや、難しい仕事など、「なんかやる気が出ない~」という事はありませんか。

私はハッキリ言ってよくあります(笑)。私だけではなく人間なら誰もが、やる気が出ないことはあるのではないでしょうか。

プライベートのことなら「やらない」「頑張らない」という手もありますが、仕事となると周りの人に迷惑がかかるので、責任放棄できないですよね。

そこでここでは、自分のやる気を引き出す方法を3つご紹介します。

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動画でも学べます。聞き流すだけでも理解できますよ!

 

1. とりあえず5分だけやってみる

「とりあえず5分だけやってみる」という方法は、心理学の『作業興奮』という現象に基づいています。

これは、やる気がなくても作業を始めることで脳が活性化し、次第にやる気が湧いてくるという仕組みです。

マニュアル作成や企画書作成など、じっくり考えないといけない仕事は重要なのになかなか手が付けられずにいませんか。

難しい仕事は「完璧じゃなくていいから、とりあえずやってみる」とハードルを下げて、できることからはじめてみましょう。その一歩が、やる気のスイッチになりますよ。

■ポイント

後回しになっている仕事があるとき

✕ やる気が出ない → やる気が出たらはじめる
〇 まず手を動かす → やる気が出てくる

まず5分だけ作業をやってみることで、脳を興奮状態にしてやる気を高めましょう。

2. 小さなタスクからはじめる

「小さなタスクからはじめる」という方法は、心理学の『自己効力感』を高める効果に基づいています。自己効力感とは、自分にはできるという感覚のことをいいます。

例えば、今日一日のタスクリストのはじめに、作成したことがない重めの提案書作成の仕事が入っていたとします。

「あ~やる気が出ないな」と思ったら、優先順位に関係なく先に小さなタスクを一つ一つ完了させていきます。そうすることで成功体験を積み重ね、自信になり、重い仕事に取り組もうとするモチベーションにつながります。

小さなタスクとは、「返信メールを送る」「机上を片付ける」などです。行動してみると、あら不思議。やる気のエンジンが自然とかかってくるのです。

これは、先に説明した『作業興奮』とも関連していて、「やりはじめることで意欲が高まる」というメカニズムです。

■ポイント

仕事に意欲がわかないとき

✕ 優先順位の順番で仕事をする
〇 朝イチはすぐに終わる簡単なタスクから手をつけて「自分ができる!」というエンジンをかける

あえて「最も小さな一歩」を踏み出すことで、自分のやる気を引き出しましょう。

3. ゲーム感覚でタイムトライアルする

「タイムトライアル」は、仕事の作業時間の目標を設定して、目標達成に向けて集中する方法です。普段からやっている方も多いかもしれませんね。

やる気がでないときは、ゲーム感覚で気持ちを盛り上げて仕事を楽しくすることをお勧めします。

例えば「この仕事を90分以内で終わらす」と設定し仕事をすることで、ダラダラ仕事をすることを防ぎ、集中力や生産性も向上します。また、目標時間を設定することで、達成感を味わうこともできます。

目標達成できたら「帰りに千疋屋のプリンアラモードを買おう」といった、自分へのご褒美を設定するとよりモチベーションが上がりますので試してみてくださいね。

■ポイント

仕事を嫌々やっているとき

✕ 嫌だと思いながら仕事を進める
〇 自分で気持ちが上がるように工夫して仕事を進める

仕事を嫌々やっても、楽しくやっても同じ1日を過ごすことになります。楽しんで仕事ができるかは自分次第です。

まとめ

自分のやる気をアップさせる!マル秘方法3選

1. とりあえず5分だけやってみる
2.小さなタスクからはじめる
3.ゲーム感覚でタイムトライアルする


「そもそもやる気なんて人間にはない。行動を起こすからやる気が出てくるのが人間だ」と東京大学の教授が語っている記事を見たことがあります。

この3つのどれか1つでもいいので「行動」してみることで、やる気につなげていきましょう!

            

            

            

            

            

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