太田章代
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執筆者:ビジネスコミュニケーション専門家 太田章代
日本一気さくで身近な研修講師を目指している、太田章代です。

あなたは、部下が時間にルーズで困ったことはありませんか?「提出期限を守らない」「よく遅刻をする」「待ち合わせ時間に遅れてくる」「お客様と約束した納期に間に合わない」等、計画性がない部下です。やっかいな事に、時間にルーズな部下には悪気はありません。

一生懸命に指導しても、どうしてこうも簡単に約束を破られてしまうのでしょうか。それは、あなたの日頃の時間に対する意識が影響しているかもしれません。これよりは、時間にルーズな部下の指導法についてご紹介します。日頃の時間に対する態度を見直すチェックリストもありますので、確認してみてくださいね。

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動画でも学べます。聞き流すだけでも理解できますよ!

NGな部下の指導法

時間がルーズな部下に、「何で遅刻をするんだ」「期限を守ることは社会人にとって当り前」と責めても、部下は委縮するだけで改善にはつながりません。
また「これからは時間を守るように」と指導すると、部下は「はい」と返事をしますが、また同じことを繰り返します。部下を指導する目的は部下の成長のためです。『時間を守れない部下』を、『時間を守れる部下』に改善することが目的であることを念頭において、指導するようにしましょう。

時間にルーズな部下は時間の感覚が違う

例えば待ち合わせをしたら部下が5分遅刻をしてきました。

上司「5分も遅刻した」
部下「たった5分だけでしょ?」

という感覚の違いです。時間の感覚は個人により違います。時間にルーズな人は他人の都合を考えない事が多いのです。自分本位で行動するため、遅刻して相手を待たせた時に『相手の時間を無駄にしている』という事に気づいていません。相手の時間を無駄にする人は信用をなくします。

組織で仕事をする上で、たった1人でも時間にルーズな人がいるだけで、チーム全体や会社にも大きな影響を与えることにもなりかねません。部下が時間にルーズなのは、職場の仲間やお客様に迷惑をかけている事を理解してもらうようにしましょう。

部下が時間を守るようになる方法

「何度言っても時間を守ってくれない」とお悩みのご上司!モヤモヤする気持ちは分かりますが、何度言っても変わらない部下へ、同じ指導方法を繰り返すのは無駄かもしれません。少し指導の角度を変えてみてはいかがでしょうか。

それは、上司が時間に対してシビアになり背中を見せる方法です。

あなたは下記の事ができていますか?心当たりがある場合は、チェックを入れてみてください。

◆上司の時間に対する態度を見直すチェックリスト

□会議のスタート時間が予定時間より1分でも遅れてスタートすることがある
□会議の終了時間が予定時間より1分でもオーバーすることがある
□部下と外で待ち合わせた時に遅刻したことがある
□部下との約束を忘れて催促されることがある
□部下に指示を出した仕事の期限を忘れることがある
□自分のスケジュールや、部署での仕事のスケジュールを守れていない事がある

上記にチェックが付いた方は、自分が知らないうちに、ルーズな時間管理が原因で部下を振り回している可能性があります。部下は上司の行動や態度をよく見ています。上司がルーズな面を見せれば、部下は「これでいいのだな」と思ってしまいます。

上司が常に時間にシビアで「時間は有限。自分の時間も、相手の時間も大事にして仕事をするように」「時間を守れる社会人は相手から信頼される」というコメントが出ていれば、部下は自然と時間を守る事の重要さを背中で学びます。部下を変えるのは難しいですが、自分(上司)を変えることは自分次第です。

まとめ

仕事において時間はお金です。まず上司が時間の大切さを理解して、部下にそれを伝えます。「仕事において、時間を守ることは重要」という意識がつくと、必ず時間を守る部下になります。部下に時間を守る大切さを、背中で見せてあげてくださいね。

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