「接遇研修」料亭 か茂免様のその後

2024年01月15日 研修受講者様の感想

社員「接遇研修」実施から、6ヶ月過ぎました

名古屋市白壁にある料亭か茂免様で「接遇研修」をさせていただいてから6ヵ月たちました。

人材育成研修は、「研修を受けただけで満足しないでください。研修を受けた後、実践をしてはじめて効果が出ます」といつもお伝えしています。

人は忘れる動物です。 2日研修をした時には、2日目の最初に1日目の復習をしますが、残念ながら全部覚えている方はいません。これは真剣に受講していなかったのではなく、脳が忘れるようにできているのです。

研修の最後に2ヵ月毎の目標設定をしました

忘れる事を前提にして、研修効果を出すためにはどうしたらいいのか。目標設定をして、実践して結果を出していくのです。今回か茂免様は、2ヵ月毎に目標設定をして、隊長と副隊長を決め、みんなを巻き込んで実践しています。

仲居さんがみんなで考えた【目標】

8・9月・・・・・常に笑顔3倍 10・11月・・・お出迎え3歩、お見送り7歩 12・1月・・・・身だしなみをチェック 2・3月・・・・・お辞儀を丁寧に

社員さんが目標にかわいいイラストを描いて、仲居さんの集まる場所へ掲示してくれました。

か茂免さん目標

お迎え三歩 お見送り七歩の精神とは

「接遇研修」でいつもお伝えする、お出迎え、お見送りの重要性。お客様を出迎えるときは前に三歩出て、お見送りをするときは外に七歩出て丁寧にお見送りをするというおもてなしの精神です。

まず第一印象の「お迎え」は初頭効果といい、後々まで印象を支配するので大切です。そしてもっと大切なのは、最後の印象「お見送り」の余韻効果です。サービスが手抜きになりやすいのは、特に帰り際です。「またこの人に会いたい」「またこのお店に来たい」と思ってもらえるように、感謝の気持ちを形にして、お見送りのあいさつをします。

背中にも目があると思って笑顔で「ありがとうございました」にプラス一言を添えてお客様への感謝の気持ちを伝えましょう。名前がわかれば「田中様、またのご来店をお待ちしております。」と別れ際に、お客様の名前を呼ぶのも余韻効果があります。「お出迎え」と「お見送り」を丁寧にするだけであなたの会社&お店の印象アップにつながります。

まとめ

人材育成には時間がかかります。また習慣を変えるのも簡単ではありません。しかし何もしなければ変わりません。少しずつでも、お客様に喜んでいただける接遇が身につくように、社員全員で取り組んでいただきたいと思います。

習慣を変えるのは「無理せず」「楽しく」「仲間と」ですね。

お読みいただきありがとうございました。


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