愛知県岡崎市にある設備会社様にてチームを強くする『コミュニケーション研修』を開催しました。この企業様へは11年ぶりの訪問です。リーマンショックで売上が一気に落ちて、人材育成どころではなかったとのことでした。やっと売上が落ち着いてきたのでとお声を掛けていただき、これから1年間を通して研修に入らせていただきます。
組織で結果を出す人間関係の仕組み
ダニエルキム教授が提唱する『成功循環モデル』。組織で結果を出すためにはまず、関係の質を高めることが重要です。部下と上司。営業とお客様など、関係の質が良いと、思考が前向きになり。行動が自発的になり、良い結果につながるというグッドサイクルです。何を言われたかではなく、誰に言われたかで動くという仕組みがあるので、関係の質を良くすることは大切なのです。
他者との違いを認めよう
この企業様がコミュニケーション研修をしようと思った理由は、「他者を攻撃する人がいる。お互い認めあえる環境にしたい」ということでした。他者との違いは分かっていても、なかなか認めることは難しいものです。人を攻撃する人の特徴として、自分を認めていない、もしくは自分に自信がない人が多いように感じます。他者より少し仕事ができると、相手を否定したり怒ったります。本当に仕事ができる人は、他者を認めて育てようとします。同じ会社内で、争ったり、否定したり、派閥を作るのは無意味です。同じチームメンバーとして、お互いに助け合いの精神が必要です。
コミュニケーションを良くする8つのポイント
□元気よく気持ちの良い挨拶ができていますか
□周りの人の事を考えた行動・発言をしていますか
□叱られたとき言い訳から入らず素直に謝罪していますか
□誰かがしてくれると、依頼心を持っていませんか
□何度も同じことを聞いていませんか
□何度も同じ失敗を繰り返していませんか
□報告・連絡・相談ができていますか
□何かをしてもらった時は「ありがとう」と感謝の言葉を伝えていますか
8項目のうち何個 ☑ がつきましたか?これは基本中の基本ですが、案外できていないことがあるのではないでしょうか。働きやすい職場をつくるためにも、社内でのコミュニケーションを良くするのは必須です。
人材育成『コミュニケーション研修』 受講者様の声
・人には色々な性格の人がいるので、その人に合った指導をしたいと思いました。
・すごくためになるお話を聞かせていただき、ありがとうございました。また機会があれば、上司として部下とのコミュニケーションの取り方を詳しく教えていただきたいです。
・「人間関係の悪い職場は、人は嫌なところばかり見て、良いところを見ようとしていない」まさにその通りだと思いました。良いところに目を向けることができれば、職場環境そのものを改善できると感じました。
・まず基本のあいさつからしっかりしたいと思いました。
お読みいただきありがとうございました。