女性を取り巻く労働環境の変化

2012年から5年間で労働力人口は155万人増加し、2017年に6,720万人になりました。増加の主力は女性や高齢者で、今後も労働力人口が増加していくと予測されています。すでに一部の業種や地域では、人手不足が深刻化しており、少しでも多くの労働者を確保するために、賃金などの労働条件を引き上げたり、女性や高齢者でも働きやすい環境を整えています。産休、育休の制度が整い、退職をする女性が減ったことも労働参加率を押し上げています。しかし、人口の減少が続く以上、近い将来、労働力人口は必ず減少していくことがわかります。そのため、今後更に女性の就業率を高めることは、社会的に必須といえます。実際、この15年間で女性労働力率は15%以上アップし、女性の社会進出は確実に進んでいます。

グラフ

女性の能力が注目される理由

女性が活躍する企業は業績が伸びる。21世紀職業財団のアンケート結果(下記参照)でそれが表れています。5年前と比較した女性管理職の変化が「大幅に増えた」企業の売上指数が173.7であるのに対し、大幅に減った企業の売上指数は83.5と、2倍以上の差があるという驚くべき結果が出ているのです。
そもそも、社会人としてのスキルに個人差はあっても、男女差はありません。ただ、脳科学でも男性と女性の脳の違いがあるように、持ち味が違います。また女性が働きやすい環境を作れば、女性が戦力になり、生産性が高まり業績も向上していきます。女性を活かさないというのは、経営資源として大きな損失となるのです。今後企業の存続は女性の活躍が条件になっていきます。

企業の女性活用と経営業績との関係に関する調査
出所:21世紀職業財団「企業の女性活用と経営業績との関係に関する調査」(2003年)より
*:5年前の売上を100とした場合の現在の売上高

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女性活躍推進研修と人材育成研修の
アイキャリア株式会社 代表 太田章代太田章代プロフィール