できるリーダーの仕事は「叱る」こと
最近リーダー研修をしていて気になっていたことがあります。
それは、
【部下を叱れない方が多いな~】
です。
確かに私も役職がついた当初は叱れませんでした。
・部下に嫌われて人間関係を悪くしたくない
・叱り方が分からない
・叱ると疲れるからやめておこう
と思っていました。
でもよくよく考えたら、今の私があるのは、上司やお客様が叱ってくれたお陰なのです。
私はマナー研修を受けたこともなく自分でも勉強もしなかったため恥ずかしながら、かなり失礼があったように思います。
ある日、お客様である運送会社の専務から「太田さん。電話を切るのが早いよ。お客さんが切ってから切るのが礼儀だよ」と叱られました。
トホホホ。
今思えば、そんなことをお客様に言わせてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいです。
こんな風に、自分で気づいていないことをたくさんの方が教えてくれたお陰で社会人としてのスキルが身に付いたのです。
リーダーは部下を「叱る」「ほめる」のが仕事です。その目的は【部下の成長】です。できるリーダーは「叱る」のが上手です。
部下のモチベーションを下げずに、叱っています。
それは日頃から、部下のことを考えているのが伝わっているからでしょう。
部下に愛を持って叱れば、伝わるものです。
・叱る場所
・叱る言葉
・叱るタイミング
もお気をつけくださいませ。
叱ったあとに部下から「ありがとうございます。」と言われたら伝わっている証拠かもしれませんね。
お読みいただき、ありがとうございました。