アイキャリア株式会社
マネージャーの根本です。

ご依頼いただいた企業様の研修現場に潜入してきました。私は講師ではない(平たく言うと裏方です。)ので、より皆様の目線に近い位置から研修内容や受講者様の様子、見たり感じたりしたことなどをお伝えしたいと思います。

若手の育成方針も時代に合わせて変化している

今回「若手の自主性を育む社員研修」をご依頼いただいたのは愛知県の販売大手企業様でした。毎年、若手社員向けに研修を行うそうですが、育成をどのように行っていくべきか育成方針に苦慮しているようです。昔は上司から「やれ」と言われれば、「はい」と動いていましたが、今は「やれ」と言われても、理屈や理論がわかり納得しないと動かない傾向にあるようです。

意外と多いパワハラ・セクハラが気にかかり注意できない「問題」

特に最近は”パワハラ” ”セクハラ”などのハラスメント問題が世間で大きく取り上げられる機会が多いこともあり「叱る」ができない上司が増えています。そもそも、パワハラ、セクハラなどはグレーゾーンで線引きが難しいので、「こうすれば良い」などの明確な正解が存在しません。あれもパワハラ、これもパワハラと言われると教育はどうすりゃいいの?と私なんかは思ってしまいます。
私はアラフォーですが、怒鳴られ殴られで育った世代という認識が割と強めです。

企業のお悩みナンバー1は若手社員の自主性がないこと

企業の未来を考えた時に若手社員を育成していくことは最重要課題です。昔の教育方式は通用しないことを感じている管理職の方も多いのではないでしょうか。「背中を見て覚える」や「怒られながら覚える」ような指導は非効率な側面もあります。では、どういった方針で若手を育成していくべきなのでしょうか。ご依頼の企業様が若手の育成に課題を感じていたのは「自主性がなく自分で考えて行動することが少ない」ということです。私の個人的意見としては、学生時代の学校教育が少なからず関係しているように感じています。

学校教育では先生から勉強を教えてもらったり、与えられる一方でした。しかし、社会人は相手の求めている事を理解し与えて賃金が発生します。上司から「あれやって」「これやって」と指示待ちしているだけでは、学校と同じです。自ら「あれやります」「これやります」と自主的に仕事をすることが仕事の基本だと理解できると仕事の幅は大きく広がります。

積極性や自主性は1日にしてならず

積極性を身につけるには、自分の存在をまず認めることが第一歩です。上司に言われたことを言われた通りにやることで、怒られたり文句を言われないというステージから一歩踏み出すことが大切です。自分で考え、上司から言われる前に積極的に行動する必要があります。そのためには自分の存在や能力に自信があることが前提条件になります。今回の研修でアイキャリア講師の太田が重点的に伝えていたのはこの部分になります。

小さな仕事でも良いので自分で判断して行動したことが良い結果を生み出していくことを何度も何度も体験することが自主性を育む第一歩です。上司は「何でも教えない」「何でも手を出さない」「仕事を任せる」の3つを意識して自主性を育んでいく部下を長い目で見守っていく必要があると研修中に何度も言っていました。

この研修を研修スタッフの視点から見て感じたこと

この研修では、講師の太田が一方的に話をするだけでなく受講者自身が自分の存在を認めることができるように導いています。気づくことを主のテーマとして行いました。同時に他者を承認したり、承認されたりするプロセスもワークを通じて体験していただきました。後ろから観察していると、やはり人は「自分の強みに気づくと嬉しい、褒められると嬉しい。認められると嬉しい」ということです。

私は料理が趣味ですが、少し前から、”より美味しいご飯を食卓へ!”と言うことで「米を鍋で炊く」ことにしまして、これが大成功。妻に「米美味しい」とお褒めを頂きました。米のうまさと褒められる嬉しさでもう、炊飯器には戻れない体になってしまいました。

と言うわけで、今回ワークという形ではありますが、認め認められるということで各テーブルからみなさん笑顔がこぼれていることが印象的でした。
是非、受講者の皆さんには今後も自分を認め、自身を持って自主的に仕事へ取り組んでいただけたらと思います。


女性活躍推進研修と人材育成研修の
アイキャリア株式会社 マネージャー 根本 宗一郎アイキャリア根本写真